今日無事第一子が生まれました。

正確には28日です。
 
いやーありきたりな言葉だけど言わせて下さい。
ボロ雑巾のように使い古された表現だけどそれでも言わせて下さい。
女性は偉大だと。
 
本当に大変でした。。
特に難産だったわけでもなく、しかも無痛分娩だったので皆さんもっと大変な思いをされているのは重々承知なのですが、、いやしかし大変でした。
 
陣痛促進剤を投与する時から生まれるまでずっと立ち会ったのですが、妻の不安に押しつぶされそうな表情や痛がる姿、切ったり縫ったりされているのを傍でみるのは相当に疲弊しました。
 
生まれてきた赤ちゃんはたしかに可愛いのですが、そんな感動の1000倍、今は妻に有難う、お疲れ様という気持ちが強いです。
子供は最低3人いや4人は欲しいななんて思っていたのですが、正直こんな大変な思いまでしてまだ欲しいのかと言われると微妙です。
 
そして、妊娠中もそうですが、生まれてきた我が子を病気や怪我から守っていかなければいけないことを考えると自分が今まで元気にすくすくと育ってきたことなんて全く当たり前のことではないんだと改めて感じます。
というかほとんど奇跡なのではないかと。
自分が赤ちゃんの時に自分を抱いてくれた人や助産師さんが誤って腕の中からぽろっと僕を床に落としてしまったら今の僕はないかもしれないのですから。
そんな僕はまだ自分の子供をしっかりと抱っこできていません。
 
自分の母にも産んでくれて有難うと、口にはなかなかできませんが時々感謝することがあります。
でも今日ほど強く思ったことはありませんでした。
改めて、お母さん産んでくれて有難う。
 
 
明日から少し他人に優しくなれるような気がします。
今自分が傷つけようとしている相手は、たくさんの愛に包まれ、たくさんの痛みや苦労の末に生まれてきた命のはず。
他人が傷つけていい道理など何一つないのです。
そんな想像力が今までも無かったわけではありませんが、今の思考はもう昨日とは別人です。
 
 
さっきはじめての授乳タイムでしたが、飲んでくれなかったようです。